スマホがあればOK!簡単にキャッシング出来る「WEB完結」を解説
カードローン・キャッシングの手続き方法で最近増えている「WEB完結」。
そもそもカードローン・キャッシングは金欠時の味方として頼もしい上に、WEB上ですべて完結!という謳い文句は大きな魅力として捉えている方も多いのではないでしょうか。
しかし具体的な利用の流れやメリット・デメリットを知っていないと、WEB完結を利用しても「こんなはずじゃなかったんだけど…」と思うこともあるかもしれません。
今回は、契約方法のひとつである「WEB完結」に焦点を当て、どのような方法なのか詳しく解説していきたいと思います。
「WEB完結」ってどんな方法?その特徴とは
まずは「WEB完結」とは何か?というところから説明しましょう。
カードローンにはいくつかの契約方法や申し込み方法があり、WEB完結はそのひとつです。
この方法の一番の特徴と言えるのが「すべてWEB上で手続きを行うことが出来る」という点でしょう。だからこそWEBで「完結」しているわけですね。
インターネットが当たり前に出来、スマホや携帯電話をほとんどの方が持っているという現代にピッタリ沿った契約方法と言えるかもしれません。
メリットやデメリットは後で詳しく解説する予定ですが、初めてカードローンを利用する方でも利用しやすい方法かと思います。
利用することが出来る主なカードローンはどこ?
WEB完結が利用できるカードローンはとても多いです。
こちらにWEB完結利用可能な会社(ブランド名など)を記載してみましたが、その量に驚く方もいるのではないでしょうか?
形態 | 社名・ブランド名 |
---|---|
消費者金融 | ・アイフル ・アコム ・プロミス ・ノーローン ・モビット ・ダイレクトワン |
銀行系 | ・みずほ銀行 ・三井住友銀行 ・バンクイック(三菱東京UFJ銀行) ・レイク(新生銀行) ・りそなクイックカードローン ・イオン銀行 ・楽天銀行 ・ソニー銀行 ・その他地方の金融機関の一部 |
ほとんど…は言い過ぎですが、有名所であればWEB完結の利用は基本的に可能、と言っても過言ではないほど浸透している方法だと言えるでしょう。
家の中ですべて完了!WEB完結のメリット
多くのカードローン・キャッシングで採用されている契約方法「WEB完結」。
非常に便利というイメージがありますが、具体的なメリットと言える部分を見ていきたいと思います。
他にも色々あるかと思いますが、今回取り上げるメリットは
- 店舗に行かずに契約することが出来る
- パソコン・スマートフォンがあれば利用可能
- 24時間いつでも申し込み可能
- 即日融資を狙うチャンスもあり
- 利用可能な会社の選択肢が広い
です。それぞれを詳しく解説していきましょう。
店舗に行く必要なく契約が可能
一番のメリットは、店舗等に行くことなく契約を結ぶことが出来ることでしょう。
カードローン商品の中には「申し込みはインターネットからは可能、しかし契約は店頭のみ」というものも少なくありません(地方の信用金庫や銀行に多いパターンです)。
店舗に行くとなると営業時間内に行かなければなりませんし、まさに「お金を借りるところ」と言える消費者金融の場合、店に入るところを人に目撃されると嫌だし怖い…という方も多いでしょう。
その心配なく、ネット上で契約出来るのであれば、誰にもバレることなく安心!ということで、メリットと感じる方は多いのではないでしょうか。
パソコンからでもスマートフォンからでも利用可能
ちょっと前まではパソコンを持っていないとインターネットはなかなか…という感じでしたが、スマートフォンの普及により、家にパソコンがなくてもインターネットを楽しむことが出来る機会が増えました。
それに伴って、多くのカードローンがインターネットでの申し込みに対応したとも言えます。
家にパソコンがないからWEB完結が利用できなかった、という方であっても、今ならスマートフォンさえあれば簡単に申し込みから契約まで済ませることが出来ます。
また、一部の企業では専用のアプリも提供しており、アプリを通じて簡単に必要書類を送信したり、契約後も残高管理などをすることが出来ます。
24時間、好きなタイミングで申し込みが出来る
店頭や自動契約機で申し込む場合、営業時間内に申し込まないといけません。
しかしネットは24時間受け付けしているので、仕事が終わって家に帰ってゆっくりしている時に落ち着いて申し込み、ということも可能です。
ただし、24時間申し込みが可能だからといって、深夜に申し込んでもすぐに返事がくるわけではない…ということは覚えておきましょう。
その日のうちに融資を受ける「即日融資」も可能
カードローンを利用する人の中には「金欠だからできるだけ早くお金を借りたい!」「今日中に借りられないと詰む!」なんて方もいます。
WEB完結であれば、そのような方でも安心な、「即日融資」を受けることも可能です。
ただし、即日融資はどのタイミングでも受けることが出来る…というわけではなく、各社が定めている時間を超えるとその日のうちにお金を借りることが出来ませんのでご注意を!
こちらに一部ですが、即日融資が可能なタイミングを表にしてみましたので参考にしてくださいね。
社名等 | タイムリミット |
---|---|
ノーローン | 楽天銀行の口座有…17:00まで その他の口座…12:30まで |
アコム | 楽天銀行…24時間対応 ゆうちょ銀行…平日14:00まで その他の金融機関…平日14:30まで |
モビット | 平日14:50まで ※「Web完結」利用の場合、三菱東京UFJ銀行または 三井住友銀行の口座が必要 |
イオン銀行 | イオン銀行の口座有…14:00まで ※商品の申し込み時間 |
セブン銀行 | 24時間対応 ※セブン銀行の口座が必要 |
いくら申し込みの時間が早くても、契約完了の時間、そして振込融資の手続きが完了する時間が上記よりも遅いと、振込が翌営業日となってしまいます。
ギリギリでの申し込みは特に危ないので気をつけておきたいですね。
利用できる会社の選択肢が多い
カードローンの申し込み、契約方法はインターネット以外にも電話や店頭、FAX、郵送、自動契約機など様々ですが、現在はインターネットによる申し込みが一番多くの会社・商品がカバーしているのではないかと思うほど多いです。
WEB完結まで行くと多少数は減ってしまいますが、それでもカバー範囲は非常に広く、「WEB完結」縛りで探したとしてもかなりの選択肢があります。
しかもその選択肢が消費者金融だけ、銀行系だけ、というわけでなく、どちらにも広がっているのも他の方法とは違う特徴だと言えます。
できるだけいろんな商品から選びたいと思っているならば、他の申し込み方法に比べるとWEB完結対応のものが一番選択肢が多いためメリットと言えるのではないかな?と思います。
どうしても今日中!には不向き?WEB完結のデメリット
続いて、「WEB完結」を利用する上で知っておきたいデメリットについてもご紹介しましょう。
メリットが多い方法ではあるものの、「どうカードローンを使いたいか」の答えによっては、WEB完結はデメリットの方が目立ってしまうこともあります。
デメリットを把握して、この方法が最適化どうか?を判断してみてくださいね。
これから詳しく解説します、デメリットの一覧はこちらとなります。
- カードが手元に来るまで時間がかかる
- 確実に即日融資が利用出来るわけではない
- 銀行系の場合、口座が必要になるケースがある
カードが手元に届くまでに時間がかかる
WEB完結を利用する場合、当然ですがその場でカードを発行することは物理的に不可能です。
そのため、「ローンカードでATMから借り入れ」という方法が出来る商品であっても、カードが手元に届くのは契約してから1週間後くらいとなります。
なので、「すぐにいつでもお金を借りられるようにしたい!」と考えているのであれば、WEB完結であっても店舗、あるいは自動契約機にてカードを発行する必要があります。
ただし、一部の銀行系カードローンは「キャッシュカード」にカードローン機能をつけた形としたり、キャッシュカードをローンカードとしても利用できるようになります。
なのでWEB完結で契約完了後、ATMでキャッシュカードを利用してすぐにお金を借りることが可能な商品もありますので、チェックしてみてください!
即日融資を利用できないこともある
これは他の契約方法とも通じる部分なので、特別WEB完結だけのデメリットと言い難い部分ではあるのですが、WEB完結の場合は即日融資を受けられないケースが多いです。
その理由は、「振込時間の制限」があるからです。
銀行の営業時間は平日の15時まで。なので、銀行振込も営業時間に準じることになります。
中には24時間対応で振込融資をしてくれるカードローンもありますが、楽天銀行など特定の銀行にしか対応してないことも多く、申し込んだ時間によってはその日のうちにお金を借りられないことも十分に考えられます。
店舗や自動契約機の場合、営業時間がそれよりも後のため、即日融資を受けられる確率はぐっとあがります。
参考までに、大手消費者金融「モビット」の場合を見てみましょう。
振込キャッシング | 提携ATM |
---|---|
平日9:00~14:50 | コンビニなら24時間、提携金融機関は7:00~24:00など |
カードがあれば自由にお金を借りられますが、振込はこれだけ制限がかかってしまいます。
WEB完結は24時間申し込みすることが可能ですが、手続きや借り入れも24時間対応というわけではない!ということです(中には対応しているところもありますが)。
カードが手元に届くまでのガマンが出来る、というなら問題ありませんが、そうでない場合はネット完結はデメリットになるかもしれません。
対応する口座が必要なケースも多い
ネット完結を行う場合の注意点として、銀行系カードローンを利用する場合、WEB完結が可能なのは「その銀行の口座がある」という条件を満たしていないといけないことがあります。
これはなぜかといいますと、そもそものカードローンの利用条件に「普通預金口座(あるいは総合口座)を保有している」という項目が含まれているからですね。
こういったタイプの商品の場合、申し込み時点で口座を保有していなければ、まず口座の開設をしなければなりません。
ただ、この場合はまず口座の開設をし、その後カードローンの手続きという順番のため、実際にカードローンが利用できるようになるには2週間以上かかることもあります。
そのため、既に口座を持っているならWEB完結が利用可能であっても、口座がないと別の申し込み方法でないと利用できないケースや、先に口座を開設しないといけないケースがありますので、少々面倒…と感じる方もいるでしょう。
WEB完結を使ってみたい!申し込みから利用までの流れを解説
ここまでWEB完結とは何か、メリットやデメリットはどんなものか…とシステムそのものについて解説してきました。
最後のこちらのトピックでは、WEB完結を実際に利用した場合、どのような流れになるのか知りたい!という方のために、だいたいの流れをステップごとにじっくりと見ていきたいと思います。
すべてのカードローン会社がこの流れと同じ…というわけにはいきませんが、だいたいこのような感じで進むんだな、と感じていただければと思います。
ステップ1:申し込み
まずは申し込みです。当然ですが、そのカードローン商品の条件をしっかりとチェックしましょう。条件に見合っていなければ、いくら申し込みをしても書類だけではじかれてしまいます。
先程も触れましたが、WEB完結が利用可能なのは特定の銀行の口座を保有している場合のみ、というケースもあります。
例えばモビットの場合は「三菱東京UFJ銀行」か「三井住友銀行」の口座を保有していないと利用することは出来ません。
申し込みはパソコン・スマートフォン・タブレットであればWEB完結が可能であることが多いですが、携帯電話、いわゆるガラケーの場合はWEB完結に対応していない場合があります。
今の時流に合わせる…という意味でも、3種類のうちのどれかで申し込むことをおすすめします。
ステップ2:必要書類の提出と審査
申し込みが完了したら、本人意志の確認としてメールあるいは電話が来ます。これは申し込みの時点でメールでの連絡にするか、電話での連絡にするか選べるかと思います。
場合によってはメールでの連絡を希望していても、電話がくることもありますので、連絡先は携帯電話にしておくことをおすすめします。
その後は審査に入りますが、その際に必要書類を提出します。
必要な書類は
- 本人確認書類
- 収入証明書類
の2種類です。本人確認書類は必ず必要となり、運転免許証をはじめ、健康保険証やパスポートでもOKです。
ただし健康保険証の場合、別途住民票のコピーなど本人を確認するための別の書類が必要になりますので、できれば運転免許証かパスポートがオススメです。
収入証明書類は少額の借り入れであれば基本的に必要ありません。しかし、アコムやプロミスといった消費者金融でお金を借りる場合
- 1つの消費者金融から50万円を超える金額を借り入れ希望する
- 今申し込んだ消費者金融での借入希望額と他での借入額の合算が100万円を超える
のいずれかに当てはまる場合は必ず収入証明書類が必要になります。
銀行系カードローンでは借入希望額が100万円を超える場合や300万円を超える場合などその商品や企業によって変わりますが、それらの基準に達していなくても要求されることもあります。
希望額が10万円・20万円くらいであれば特別用意する必要はないと思いますが、50万円以上借りたいと思うのであれば、念のため用意しておくべきでしょう。
ちなみに収入証明書類として提出出来るのは「確定申告書」「納税通知書」などです。仕様出来るものはそれぞれ違いますので、ホームページなどで確認してみてくださいね。
審査は最短で30分~40分程度で終わるところが多いですが、必ずその時間で完了するわけではありません。
申込者が多い時は翌営業日になることもありますし、営業時間外の申し込みも翌営業日以降の扱いとなりますので、その点には注意しましょう。
ステップ3:契約
審査に可決した場合、契約にうつります。
こちらもWEB上の特定のページにおいて、フォームに入力して送信するなどの契約手続きを行い、先方からメールが届いたら契約が完了することになります。
その後、ローンカードの送付の手続きなどもあわせてすることもあります。
この時点からカードローンの会員(利用者)となり、会員サイトの利用が行えます。
ステップ4:利用
契約が完了すれば利用が可能になります。
WEB完結の場合、カードがないため基本的には振込での利用となりますが、カードが手元に届けばその時点から提携ATMなどを通じた借り入れや返済を行うことも出来ます。
流れを踏まえて、WEB完結がオススメと言える人は?
ここまでを踏まえて、契約方法「WEB完結」がオススメという方はどのような人なのでしょうか。
個人的な意見も含めてまとめてみますと…
- わざわざ契約のために外に出たくない
- できるだけ一つの方法で契約までを行いたい
- 特別急いでお金を借りようと思っていない
これらに当てはまる方かな、と思います。
なかなか忙しくて店舗や自動契約機に行く時間はないけれど、カードローンを使いたい!という方には最適な方法だと思います。
また、中には申し込みはインターネットで行えても、最終的な契約は店頭に行かないと行えない、という商品もありますが、WEB完結であれば最初から最後までWEB上で完結するため安心、とも言えますね。
個人的に重要なのが、特別急いでお金を借りたいと思っていないという点。
カードがすぐ手に入らない契約方法のため、振込でしかお金を借りることが出来ません。
何度も書いていますのでもうわかったよ!という方もいるとは思いますが(笑)、24時間振込対応のカードローンではない場合、平日の昼間しかすぐにお金を借りることが出来ないので、少々不便ではあります。
そのため、とりあえずカードローンを契約しておきたいという方や、カードが届いてから本格的に使うつもりだ、というような余裕がある方であればいいですが、すぐにでもお金が必要!という方ですとその希望が通らない可能性があります。
なので、特別借り入れを急いでおらず、かつネットですべて完結させておきたいという方であればWEB完結が一番オススメの方法と言えるでしょう。
忙しい方には最適の方法!ただし急いでいる方は要注意!?
WEB完結は消費者金融・銀行系問わず非常に多くのカードローン会社が採用している方法ですので、選択肢が非常に広いというメリットがあります。
しかも家にいながら、あるいは外でも申し込みが出来ますので、その手軽さも大きな魅力と言えますね。
さらに即日融資を受けられるチャンスもあるので「手軽・快適・お得」の3つが揃った方法と言えるかもしれません。
ただし、金欠だからすぐにお金が必要!という方の場合、WEB完結ですとその日のうちにお金を借りられない可能性も十分にあります。
WEB完結でないと利用できない、ということでなら仕方ないですが、そうでない場合は自動契約機など即日融資が利用できないというリスクを出来るだけ回避する方法を選ぶ必要があると言えるでしょう。
先程のトピックにも書きましたが、特別急いでお金を必要としておらず、手軽にカードローンを利用してみたいという方には最適とも言える方法です。
最近は入力事項も少なく、より手軽に申し込めるところも増えていますので、はじめの一歩の方法としてもオススメですよ。
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