金欠対策!稼ぐ、借りる、貰う、凌ぐ…パターン別解決法

いつも給料日前に金欠になるのはなぜ?1ヶ月のやりくりアイデア

「お金がなーい!」なんて、ついつい言ってしまう方も多いと思います。

とはいえ、その言葉を言う心情は様々。お小遣いの残りが少なくて「お金がない!」と言う人もいれば、生活に困るほどお金がなく「お金がない…!」と言う人もいて、深刻度もかなり違いますよね。

そんな「お金がない!」人たちの中から、「(なぜか給料日前は必ず)お金がない!」という方をクローズアップ。

なぜ給料日前に必ず金欠になってしまうのかその原因、そしてその対策方法などを解説していきたいと思います。

どうしてお金がなくなってしまう?当てはまる原因を探そう

まず最初に、どうしてお金がなくなってしまうのか、その原因をハッキリとさせることが大切です。

「給料日前にお金がない」という共通事項があっても、そうなるまでのプロセス・理由は違うことがままあるからです。

「なぜか毎月給料日前は金欠なんだよね~」というアナタ、この中で当てはまるものはありませんか?

自分の支出を把握していない

こういう人は実はとても多いです。

自分がどのくらいお給料を貰っているかはわかっていても、自分が1ヶ月でどのくらいお金を使っているか把握出来ていないため、金欠になってしまうというわけですね。

そのため、「このくらい使っても大丈夫でしょ」と楽観的にお金を使ってしまい、給料日前に「あれ?こんなにお金を使ったっけ…」なんてことが繰り返されるハメになります。

無駄遣いや衝動買いが多い人がこのパターンで、その場でお金を衝動的に使ってしまうため、覚えていないことが多いのかもしれません。

とりあえずある分だけ使ってしまう

これもよくあるパターンですね。

お給料が入ったらとりあえず飲みにいこう!欲しかったアレを買おう!…と気前よく使いまくり、だんだんと次の給料日に向かって使えるお金が先細りしていくパターンです。

しかもこういうタイプの方は、自分の支出を把握していない傾向にあるため、自分ではそんなに使っていない気がしても実はかなりお金を使っている、なんてことが多いです。

昔の収入が忘れられない

転職した方に見られるパターンです。

以前の職場では年収800万円だったけれど、仕事がキツくなって年収600万だけど休みがしっかり取れる会社に転職した…というようなケースでは、生活水準が800万円のまま、600万円で生活しようとするのでどうしてもお金が足りなくなる、というわけです。

また、これは人にもよりますが、800万円の時は休みがなくお金の使いみちがあまりなかった分、休みが増えてお金を使う先が増えた…という可能性も考えられますよね。

こういうパターンの人は生活を見直すだけで金欠から脱却できる可能性が十分にありますが、生活水準を落とせない!というのであれば茨の道でしょう。

自由に使えるお金が少ない

結婚していてお小遣い制の場合、自由に使えるお金が少ないため金欠になりがちです。

夫婦で話し合うなりしてお小遣いの額を上げてもらうか、別の対策方法を考える必要があります。

とはいえ、自由に使えるお金が制限されている人であっても衝動買い等が多く知らないうちに支出が多い…というケースもあります。

単純に収入が低い

悲しいことですが、単純に収入が低いため、頑張って節約生活をしていても給料日前にカツカツになってしまうというパターンです。

こればっかりはお金の使い方が悪いというより、収入が低いのが原因なためどうしようもありません。

一番の対策方法は「もっといいお給料のところに転職すること」ですが、対策方法の中で使えるものがあれば、それを利用して少しでも余裕がある生活が出来るようになれば…と思います。

クレジットカードの使いすぎ

クレジットカードは買い物する上で非常に便利ですが、「使った金額が見えにくい」のが難。

そのため、支払いのときに「こんだけ使っていたのか」と思うことも多いのではないでしょうか。

また、支払いは1ヶ月後~数ヶ月後になるため「何に使ったか」を忘れたタイミングで支払わなければならないことも多く、思わぬ出費になってしまい、結果的に金欠になってしまった…なんてケースもあるでしょう。

ついギャンブルにお金を使ってしまう

自分が決めた範囲内であればギャンブルであっても好きに愉しめばいいとは思いますが、つい熱くなってつぎ込んでしまい、結局何も残らなかった…となると、後に残っているのは「金欠」という事実だけです。

自制出来るのであればいいのですが、そうでない場合はギャンブルは金欠の原因にしかなりません。

給料日前の金欠を防止したい!その対策方法は?

給料日前に「お金がない!」と困ることがないよう、心穏やかに過ごしたい…。

そんな方のために、給料日前の金欠を防止する方法をいくつかご紹介します。

特別なことは必要なく、ちょっとした意識の変え方や行動で、給料日前の金欠をなくすことも十分に可能です!

必要な経費を抜いて「4分割」する

お給料を貰ったら、まずは必要な費用、家賃や光熱費、貯金に充てる金額を確保します。

例えばお給料が25万円で、家賃や光熱費などで8万円ひいたとしましょう。そしたら残るのは17万円ですね。

そして、ここからがポイントです。残りの17万円を「4分割」します。

17万円を4分割すると、だいたい4万円。この4万円で1週間を過ごすようにします。

この方法は「1週間毎の予算が明確である」こと。お金があれば使ってしまうようなタイプは、「17万円ある!」と思うからガシガシ使ってしまうわけです。

しかし「4万円しかない」という状況であれば、その中でやりくりせざるを得ないので、お金の使い方が変わってきます。

ついお金を使いすぎてしまう方はこの方法で「使えるお金をはっきりさせて」しまいましょう。

簡単にでも支出をメモしておく

金欠になってしまう原因のひとつが、自身の支出を把握していないからです。

…ということは、支出を把握すればいいんです。

流石に缶コーヒー1本飲むごとに支出をつけるのはとても面倒ですよね。

なので、一度に支払った額が一定以上になった場合にメモを取る、くらいの軽い感じにしておくといいでしょう。

例えば3,000円以上使ったときにメモをする、と決めておいて、友達と飲みに行って5,000円使ったら「飲み代 5,000円」とメモを取る、というような形です。

細かくすると続けにくいので、続けやすい「ゆるさ」を入れておくことが大切です。

クレジットカードは出来るだけ使わない

絶対使うな!…とは言いませんが、クレジットカードですと支払った感覚が薄くなってしまうのは確かです。

なので、可能な限り現金にするなど「自分のお財布からお金を支払っている」というシーンを出来るだけ多くするようにしましょう。

それだけでも「今月は結構お金を使っている気がするな」と意識出来ます。

また、ネットショッピングをした際などはきちんと明細をチェックしておきましょう。

【こちらも参考に!】

金欠の大きな原因!つい無駄遣いをしてしまう理由と対策方法とは?

副収入の手段を確保しておく

収入が少ない場合など、いくら支出に気を配っても金欠になってしまう、という方もいます。

支出を抑えてもダメなのであれば、収入を増やすしかありません。

…とはいえ、副収入は確定申告などの部分で面倒でもありますので、全員にオススメする…というわけではありませんが、月2~3万円程度でも副収入があればぐっとラクになるという方もいると思います。

それくらいであれば在宅ワークであったり、家の不要なものをフリマで売ることで手に入れることが出来ます。

収入がもうちょっと欲しい、という方は副収入の手段をいくつか確保しておくといいでしょう。急な出費があった場合も安心できます。

給料日前の急な出費は、上手くカードローンで乗り切ろう

給料日前に、何かしらの事情で急な出費があるなど、普段から金欠なのにピンチ!…なんてこともあります。

そんな時に貯金があればいいのですが、普段から金欠な人は貯金もないケースも…。

お金が必要、でも金欠。そして給料日前…そんな時は「カードローン」を上手く利用して乗り切りましょう。

「無利息期間」を利用して利息0で借りる!

ただし、普段から金欠…なんて人がカードローンでお金を借りたからといって生活が大きく変わるわけではありません。

なぜなら、借りたお金は返さなければいけないからです。

借金を返せない人は、最初にお金を借りる→お金を返すためにまたお金を借りる…を繰り返し、最終的に利息などで返済が不可能な状態になってしまいます。

金欠を解消しなければならないのに、さらに金欠になるようなカードローンの使い方はNG。

なので、普段からカードローンを利用したほうがいいとは絶対に言いませんが、「給料日前の緊急時に1回、カードローンでサポートする」というのはアリだと思っています。

そこで役に立つのが「無利息期間」なんです。

無利息期間とは、一定の期間無利息、つまり利息0円でお金が借りられるというカードローンのサービスです。

無利息期間内に全額返済すれば、借りたお金分のみの返済でOKなので、一切の利息がかかりません!

無利息期間利用時の注意点とは?

無利息期間を利用する際の注意点についてもあわせてご紹介しておきましょう。

その注意点とは

  • 基本的に1回しか利用できない
  • 利用する日によっては無利息期間が短くなる・なくなる

の2つです。

まずは「基本的に1回しか利用できない」点から説明します。

例えばカードローンの大手「アイフル」の場合、無利息期間を利用する条件が「初めてアイフルを利用した人」となっています。

つまり、過去に1度でもアイフルからお金を借りていたら無利息期間サービスの対象外となります。

続いて、「無利息期間が短くなるおそれがある」点です。

引き続き「アイフル」を例にしますと、アイフルの無利息期間サービスは「契約日翌日から30日間」としています。

具体的な日付を交えますと、12月1日にアイフルと契約した場合、無利息期間は「12月2日から30日間」となります。

ですので、実際にお金を借りたのが「1月3日」だった場合、既に無利息期間は終了しており、利息がかかってしまうんです!

ただし、中には「利用日の翌日」から無利息期間がスタートするカードローンもあります。会社によって違いますので、これは次のトピックで簡単にまとめたものを見ていただければと思います。

無利息期間が利用できるカードローンはどこ?

無利息期間が利用できる大手のカードローンを表にまとめました。

名前 無利息期間 開始日 金利・限度額
アイフル 30日 契約日の翌日 4.5%~18.0%
500万円まで
アコム 30日 契約日の翌日 3.0%~18.0%
800万円まで
ノーローン 7日間 利用日の翌日
※何度でも無利息
4.9%~18.0%
300万円まで
プロミス 30日 利用日の翌日
※条件を満たせば
再度無利息可能
4.5%~17.8%
500万円まで
ジャパンネット銀行 30日 利用日の翌日 2.5%~18.0%
1000万円まで
レイク(新生銀行) 30日または
180日
※上限5万
契約日の翌日 4.5%~18.0%
500万円まで

中でも「ノーローン」は「何度でも無利息」が特徴で、現在借りているお金を完済した月の翌月以降の初回の借入は、再度7日間無利息になります。

例えば6月に完済した場合、7月以降の初回借入日の翌日から7日間無利息となります。

プロミスも、会員サービスである「ポイントサービス」を利用すれば再度無利息期間が利用可能ですが、長期間の利用が必要となり今回のケースではあまり現実的ではないでしょう。

また、先程のトピックで触れました「契約日の翌日」あるいは「利用日の翌日」も会社によって違います。

利用日の翌日から無利息期間がスタートするのは

  • ノーローン
  • プロミス
  • ジャパンネット銀行

の3つとなりますので、今すぐには利用しないけれど念のためにカードローンと契約したい場合は、この3つから選ぶといいでしょう。

給料日直前に借りるなら「ノーローン」がおすすめ

給料日直前にお金を借り、給料日後にすぐ完済することが可能な場合は、繰り返し無利息期間が利用できる「ノーローン」がオススメです。

ただし、お金を借りることが前提となってしまうと金欠に輪がかかってしまう…なんてこともありますので、不要な時は借りないようにしましょう。

お金の使い方の見直しで改善可能!緊急時はカードローンも視野に

給料日前になぜか金欠になってしまう、という場合の多くは無駄に支出が多い、お給料が入ったらすぐに使ってしまっているなど「支出の管理」が出来ていないケースが多いです。

支出を管理できれば無駄遣いも減り、給料日に金欠で困ってしまう…というケースはぐっと少なくなるでしょう。

家計簿をつけるのは面倒、という場合、1週間ごとに予算を決め手使うスタイルがオススメです。必要な分を差し引いて、あとは4で割るだけなので簡単ですよね。

そういったことをしても金欠になるのであれば、収入を上げることを考えましょう。転職はリスクもありますので、副収入の手段を考えることをおすすめします。

また、一時的な金欠になった場合はカードローンの利用も視野に入れてみるといいでしょう。無利息期間を上手に利用することで、負担なく一時的な資金を前借りすることが可能です。

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