金欠対策!稼ぐ、借りる、貰う、凌ぐ…パターン別解決法

給料日後にすぐ金欠になるのは理由アリ!原因3つと解決法

給料日前に「お金がない…」となるのはそう珍しいことではありません。

が、給料日はついこの前だったのに既にお金がない!なんて事態に陥ることも、多くはないですがあります。

中には「毎月そんな感じなんだけど…」という方もいるかもしれません。

普通に考えれば給料日後、だいたい給料日~1週間程度はお金に余裕を感じる人の方が多いはずです。なのになぜ!給料日後だと言うのにお金がないと感じてしまうのでしょうか。

その原因は様々でしょうが、大きくわければ「3つ」考えられます。

この記事ではそれぞれの理由と、解決・対策方法を解説していきましょう。

原因1:ローンなどの支払い額が多すぎる

一つ目に考えられる理由は「ローンなどの支払額が多すぎるから」です。

ローンといっても様々ですが、考えられるのは

  • 住宅ローン
  • 車のローン
  • カードローンなどの個人融資
  • クレジットカードの支払い

などでしょう。

こういった支払い(返済)は給料日後に設定されることが多いため、給料日が到来した後支払いをすることになり、結果残ったお金が少なくなって「すでに金欠」という状態になってしまうのでは…と考えられますね。

返済に充てる金額が多すぎる可能性が高い!

ローンの返済として代表的なものはやはり「住宅ローン」ですが、だいたい「年収の3割程度を返済額とする」のが常識となっています。

これを月収に置き換えたとしても、だいたい似たようなものになるでしょう。

…とはいえ、最近では年収の3割は負担が大きすぎるのでは?という試算も多く、「手取りの3割程度」が安心だと言われているんです。

仮に年収が800万円であっても、手取りが600万円であれば「年間180万円」くらいの返済にする、というわけですね。

アナタがもし住宅ローンを利用しているわけではなく、カードローンのような個人融資の返済を行っているにしても、返済額が手取りの3割程度を超えていないか一度チェックしてみてください。

返済額を減らすとそれだけ返済期間が伸びてしまうというデメリットこそありますが、毎月金欠にあえぐよりは精神的な余裕も生まれるのではないでしょうか。

クレジットカードの返済月をきちんと管理することも大事

クレジットカードは手持ちの現金がないときなど非常に役立ちますが、当然ながら支払いは後ろの月にズレていきます。

そのため、「今月はそんなにお金を使わないだろう」と思っていても、クレジットカードの支払いがあったために結局金欠に…なんて経験がある方もいるのではないでしょうか?

クレジットカードをよく使うのであれば、しっかりと

  • いくら使ったのか
  • 支払い月(日)はいつなのか

はチェックしておくべきです。

また、給料日後の金欠を防止したいのであれば、クレジットカードの利用は出来るだけ控える方がいいでしょう。

原因2:もらっているお給料が少なすぎる

特別ローンを多く払っていることもなく、生活しているだけ…のはずなのに、給料日後にすぐ金欠になっている。

もしかしたらそれはもらっているお給料が少なすぎるのかもしれません。

年代別で見る平均年収

こちらは転職サイトDUDAによる、平均年収のデータです。

年代 男性 女性
20代 346万円 319万円
30代 487万円 386万円
40代 587万円 423万円
50代 707万円 445万円

この年収よりも少ないことはそう珍しいことでもないと思います。例えば20代の場合、一番多いのが300万円~400万円未満の37.6%ですが、2位が300万円未満の33.1%だからです。

しかし、この平均よりも100万円以上低いとなると、もしかしたら能力に見合ったお給料を貰えていない可能性もあると考えていいかもしれません。

お給料が少ないのであれば転職を考えよう

先程の平均年収に比べてだいぶお給料が少ないのであれば、転職を考えてみてもいいでしょう。

年齢にもよりますが、今であれば20代はもちろん、30代や40代でも転職は十分に可能です。

働きながら転職活動するのはなかなか大変ですが、転職エージェントを利用すれば無料で面倒な手続きなどをやってくれますので、頼ってみるのも選択肢のひとつになると思います。

ポイントサイトやクラウドソーシングで副業も

なかなか転職までは大変…という人や、事情があり転職出来ないという人は副業を考えてみましょう(ただし、会社によっては副業禁止というところもあるので注意してください)。

簡単なのはクラウドソーシングです。ネット上で仕事を受け、何かしらの仕事を行います。

簡単な入力作業からはじまり、文章制作やイラスト制作、プログラムやアプリの制作まで幅広い仕事がありますので、自分の技術や好みに合ったものを選んで受けてみるとよいでしょう。

もっと手軽なものがいい…ということであれば「ポイントサイト」を活用してみてはいかがでしょう。

登録し、メールを読んでクリックしたり、興味がある資料があれば取り寄せるといったアクションをすることで一定のポイントが入り、そのポイントを現金にかえることが出来るシステムとなっています。

当然ながらクラウドソーシングに比べると稼ぎがいいわけではない(友達登録などを駆使すれば何もしなくてもかなりポイントが貯まりますが、それが可能なのはごく一部の人だけです)ので、かなりの期間の継続が必要となることは注意しておきましょう。

原因3:収入に比べて支出計画がおかしい

一番多くの方に当てはまる原因はこの「支出計画がおかしい」ことかな、と思います。

いくらお給料を沢山もらっていても、支出が非常に多ければ金欠になるのは自明の理です。

「特別給料の額に不満はない」のに「なぜか給料日後しばらくしたらお金がほとんどなくなっている」という場合は、自分の支出計画がおかしい可能性が高いと言えるでしょう。

お給料が入ったらテンションが上がり浪費してしまうことはないか?

働き始めて間もない方に多いのですが、お給料が入ると「こんだけお金がある!」とついテンションが上がってしまい、無駄な出費をしてしまうことがあります。

特別すごく欲しいわけではないのに「お金があるしいいかな」と買ってしまったり、特別食べたいわけでもないのに「お給料が入ったから豪華にご飯を食べよう」としてしまったり…。

本当にそれが欲しかったりしたいことならばまだいいのですが、「特別したいわけでもない」のに「お金があるから」という理由でしてしまう・買ってしまうことが危険なんです。

生活に必要な分のお金は絶対に最初からよけておこう

生活に必要なお金はだいたい1ヶ月で決まっています。

食費は想定しづらいとしても、光熱費や家賃をはじめ必要な支払い(クレジットカードの支払いなど)の分はお給料日その日にきちんと手がつけられないように預金するなどしてしまいましょう。

その残りで生活することを意識し、「給料全額で1ヶ月を過ごす」という考えを出来るだけ早く捨て去ることが給料日後の金欠を防止する対策のひとつです。

「自分がこれだけ使える」と明確にしておくことが大切

必要な分のお金はきちんと手がつけられないようにしておいたとしても、結局給料日後の金欠が解消出来ない、ということはあるでしょう。

それは結局「自分がどれだけお金を使えるのか」を把握していないからです。

一番効果的なのは家計簿をつけることですが、それってかなり面倒…と避ける方も多いと思います。

まだ簡単なのは、1ヶ月で使えるお金から、自分がどんだけ使ったかを引き算していくスタイルです。

Excelなどに今月自由に使えるお金、例えば13万円あったとしたらそれを記載しておきます。

その後、細かい(コーヒーなど)出費は多少スルーして、ある程度大きな出費のみをExcelに記載し、引き算していくだけ。

そうするとある程度使えるお金の目安がわかりますので、無駄遣いを防ぎやすくなりますよ。

給料日前はまだしも、給料日すぐ後の金欠には原因アリ!解消でラクに

給料日前にお金がなくなってしまった…というのは、1ヶ月中の出費がなかなかはっきりと見えないのでありえない話ではありません。

例えば沢山飲み会があった場合など、給料日前にピンチになることもあるでしょう。

しかし、給料日からそんなに時間が経っていないのにお金が足りない、お財布がピンチになる…というのは確実に原因がある!と言ってもいいでしょう。

当然ながら原因があれば、それを解消することで金欠にあえぐ可能性もぐっと低くなります。

「自分はどうして金欠になってしまうのだろう?」と振り返り、まずはご自身の1ヶ月のお金の使い方を見直してみてください。

そこにはきっと、原因があるはずです!

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