金欠対策!稼ぐ、借りる、貰う、凌ぐ…パターン別解決法

これで金欠が解消!?貯金まで!?家計簿をつける必要性に迫る!

なかなか節約出来ない、どうしていつも金欠なんだろう…。

そんな悩みを解決する方法のひとつに挙げられるのが「家計簿」です。

「これまで金欠で悩んでいたけど、家計簿をつけることで貯金が出来るようになった!」という声があるほど、家計簿をつけることは金欠対策として効果的なようです。

しかし、本当に家計簿をつけるだけでそんなことが出来るのでしょうか?

そこで、今回の記事では「家計簿をつける必要性はあるのか?」「家計簿でどうしたら節約・貯金が出来るのか」などの、「節約したいけど家計簿って本当に効果があるの?」と思っている方が知りたい!と思うであろう情報を調べてみました。

本当に家計簿は節約になる?家計簿をつけるメリットとは

家計簿をつけるという行為そのものについて知らない!という方はいないでしょう。

しかし、家計簿をつければ節約になるのか?という点については少々疑問を抱く部分ではあります。

そこでまずは、家計簿をつけることによって得られると考える「メリット」について考えてみました。

メリット1:お金の流れが見えるようになる

家計簿をつけることによって得られる大きなメリットはこちらかと思います。

「こういう時にお金を結構使っているな」「1ヶ月の中でこの時期に出費が集中しているな」といったお金の支出の流れがわかるので、「今月はもうこれくらい生活費を使っているから、後半はできるだけ支出を抑えよう」といった対策が取りやすくなります。

また、毎日家計簿をつけることによって「今日は結構外でお金を使った」「暑かったからかよく飲み物を買ったな」といったその日にまつわる出費の流れも見ることが出来ます。

「特別使ったという意識がないのにいつのまにかお財布の中身が心もとない…」なんて経験をした方は少なくないと思いますが、こういった「記憶に残らない出費」も家計簿をつけることでハッキリとわかるようになります。

「とりあえず意識せず何かを買っている」という方は、一度家計簿をつけてみることで「こんな時にこんなものを買ってお金を使っていたんだな」と気づくことが出来るでしょう。

「だいたいこのシーンでこれくらいお金を使う」ということが知識として頭に入っていると、特に意識しなくても「これくらい使っているな」と感覚でもわかるようになるので、「出費アンテナ」を作るためにも有効と言えそうです。

メリット2:ムダな部分を発見しやすい

「何にお金を使ったか」を一緒に書いておくことで、「この出費はムダだったかも」「これは他の方法を利用すれば節約できそう」と、客観的に「ムダな出費」を判断することが出来ます。

意識して「ここを削減すれば節約出来るな」と思える部分が見つかれば、辛い思いをしなくても節約しやすくなります。

例として、家計簿をつけると、非常に食費が高かったことに気づいたとしましょう。

その内訳として、コンビニにお昼ごはんを買いにいった際、ついで買いとしてお菓子やカフェオレも一緒に購入していたことに気づきます。

となると、お菓子を買うのをコンビニで止め、「そもそもお菓子を買わない(お菓子代をまるまる節約)」か、「スーパーやディスカウントストアで同じお菓子を買っておき、家から持っていく(お菓子代を一部節約)」という選択をすることが出来ます。

このように、

  • 出費が多いものの内訳は何かを知ることが出来る
  • その中で無駄遣いがあるか調べられる
  • その無駄遣いは節約可能か判断出来る

というメリットが生まれます。

メリット3:未来を具体的に考えることが出来る

家計簿をつけてムダを抑えることで、貯金が出来るなどの余裕が生まれてきます。

余裕が生まれると「半年で15万円くらい貯められそうだから、そのお金を使って海外旅行に行こうかな」と計画を立てることも出来ますし、「将来のために積立を今からしておこう。毎月の余裕を考えて月1万円ずつ」と、将来のプランを立てることが出来ます。

もちろん最初は「とりあえず今月の支出と収入の差はどれくらいかな?」と判断するだけでも十分ですが、家計簿に慣れてくると「その月」のことだけでなく、半年後、1年後、数年後のプランも立てやすくなってくるんです。

メリット4:ムダな買い物を抑えることが出来るかも

家計簿のつけかたは人それぞれ。詳しくは後のトピックにてご紹介しますが、レシートごとに家計簿をつけている・つけるという場合は細かい買い物をすると、それを家計簿に記載するという作業が待っています。

家計簿をつけ始めた方の中には、それをわざわざ家計簿に記載するのが面倒になり、細かい買い物はしなくなった…なんて方も。

もちろん必要なものは買うべきですが、買わなくてもいい、どっちでもいいものであれば「まあ家計簿につけるのダルいし、いいや」と買い物欲を抑えられる、なんていう副次的な効果も得られる可能性があります。

家計簿をつけると逆に金欠!?家計簿をつけるデメリット

家計簿にはお金の流れを知り、ムダがわかり、その上で未来のプランを立てやすいというメリットがあることはわかりました。

しかし、家計簿をつけようと思っても挫折する方も多いように、家計簿をつけることによって抱える「デメリット」も当然ながら存在しています。

また、「家計簿をつけると逆にお金がたまらない」「家計簿を付けないほうがお金が貯まる」という話もあります。デメリットとあわせて、その点についても考えてみましょう。

デメリット1:細かくつけようとしてストレスになる

最大のデメリットはやはりこれでしょう。

毎日買ったものや使ったお金を記入するのは、最初の1日2日まではよくても1週間あたりからだんだん面倒になってきます。1日家計簿をつけないと「もういいや…」となって、止めてしまう人も多いですよね。

また、きちんと記入しないといけないとなると案外時間がかかるもの。仕事から帰ってきてゆっくりしたいのに、「あ~まだ今日家計簿つけてないや…」と、やらなければいけないことを思い出すと気が滅入ります。

こういったことが続くと、「家計簿をつける」という行為がストレスの原因となってしまうんです。

後のトピックにて、簡単な家計簿の付け方なども軽くご紹介しますが、「やる以上はしっかりやらなければ」「きちんと管理しないと家計簿の意味がない」という、真面目な方のほうが家計簿をつけることがストレスになりやすいようです。

デメリット2:はっきりと支出がわかるのでテンションが下がる

家計簿をつけてなければ、「今月はちょっとお金を使っちゃったな~」といった感じのふんわりした感想で幕を閉じることが出来ますが、しっかりと支出を家計簿につけるのであれば、そうはいきません。

「あ~そういえばここでムダにこんなもの買っちゃったな…」

「別に会社に戻れば水くらい飲めたのに、なんでコンビニでコーヒーとお菓子まで買っちゃったんだろ…」

「パパが無駄遣いするから今月の家計が…」

といったように、支出の原因がハッキリとわかってしまいます。

そのため「これ買わなければよかった」と、過去の支出に対して後悔してしまうことがあります。

すでに起こったことなので戻すことはもちろん出来ません。次はこういった無駄遣いをしないようにしよう!と考えられればそれでいいのですが、家計簿をつけるたびに「あ~」と、テンションが下がってしまう可能性もあります。

テンションが下がるとこれまたストレスとなり、家計簿をつけるのを止める原因にもなってしまいますね。

デメリット3:レシートの管理が大変

これも家計簿をつける上でのデメリットと言えそうです。

家計簿をつけるためには、当然ですがレシートが必要になります。記憶力がしっかりしていればレシートをなくしても大丈夫かもしれませんが、色んなところで買い物をしたり、買った点数が多いとなかなか記憶だけではカバーしきれません。

そのため、お財布などにレシートを入れることになりますが、お財布がパンパンになるのは正直見た目としても美しくありません。

さらに、急いでいたりすると財布ではなくカバンの中やレジ袋の中にレシートを入れることもあり、気づかないうちにどこかにやってしまったり、捨ててしまうことも珍しくないですよね。

いざ家計簿をつけようというときにレシートがないと…

  • 探すのに時間がかかる
  • その上家計簿をつけるのに時間がかかる
  • だるくなってやめたくなる

という恐怖の3ステップを踏むことになってしまいます。

アプローチ自体は違えど、共通しているのは「面倒」という点ですね。現在家計簿をつける気にならない方も、「面倒くさそうだから」というのが一番の理由ではないでしょうか。

「家計簿を付けないほうがお金が貯まる」のは本当?

最近では、お金を貯めるためのアドバイスとして「家計簿はつけない方がいい」というアドバイスもあります。

確かにお金をうまく貯めているで家計簿をつけている人は少ないというイメージはあります。実際、ファイナンシャルプランナーのような「お金のプロ」の方々は家計簿をつけていない人の方が多いとか。

しかし、それは「自分でお金をきちんと管理出来る」人だからです。

具体的には

  • 月単位での支出・収入が把握出来ている
  • だいたい使ったお金を把握でき、調整出来る

といった、自分でお金の流れをコントロール出来る人であれば、当然ですが家計簿なんてつけなくてもOKです。

当然ですよね、大体の支出が自分で把握出来ていて、「今月はまだ16日なのに結構お金を使いすぎているな」と判断し、そこから調整することが出来るのですから。

そこまでの境地に達することができれば、たしかに家計簿をつけなくても貯金することは十分に可能だと思います。

しかし、それが出来ず「一体何が原因でお金が貯まらないのかわからない~!」という方は、簡単な形で十分だと思いますので、家計簿をつけるべきだと考えます。

お店で売られる多くの家計簿。どれを買うのがおすすめ?

これまでの家計簿をつけることのメリット・デメリット両方に目を通していただいた上で、「めんどくさそうではあるけど、お金の流れをつかめるようになるなら家計簿をつけてみようかな」と思っていただけた方もいるかもしれません。

少しでも金欠から脱却したい!節約したい!と思っている場合、実際家計簿をつけて自分の支出を見直すのは「家計簿をつければお金が貯まる」という即物的な効果は得られないものの、長期的にみて自分にプラスになるはずです。

しかし、家計簿をつける前の段階でつまづきそうなのが「どんな家計簿を使うのがいいの?」ということ。

家計簿選びをきちんとしておかないと、使いにくく、家計簿をつけるのがやはり面倒になってしまう可能性も十分にあります。

このトピックでは、タイプ別として家計簿の種類をいくつかご紹介していきます。

きっちり管理したいなら市販の家計簿を

市販の家計簿は様々な種類がありますので、どれを選んだらいいかわからない方も多いと思います。

基本である出費の種類にわけて記載出来るタイプもあれば、家族別に支出を記入出来る面白いタイプのもの、レシートを貼るだけでOKなもの、自分で項目を記入出来るものなどもあり、ある程度は自分のニーズに合ったものを購入出来るのではないでしょうか。

見た目もシンプルなものからキャラクターがあしらわれたものまで数多くあり、お気に入りのものを見つけることでやる気も出そうですよね。

最初から記入する項目が印刷されている分、「このお金はどこに記載すればいいんだろう?」と迷うことは少ないですが、その分記入すべき項目が多いと「こんなに記入しないといけないのか…」とげっそりしてしまう方もいるかもしれません。

  • とりあえず家計簿をつけてみたい方
  • テンプレートが決まっている方が書きやすいと思う方
  • 自分のニーズに合った家計簿を見つけられる方

におすすめします。

簡単に済ませたいならノートで自作もオススメ

市販の家計簿を買うとなると、1冊1,000円くらいするものも珍しくありません。

続けばOKですが、もし途中で止めてしまったら家計簿代がムダな出費として計上されてしまいます。

そんな方は、A5サイズなり、B5サイズなりの罫線入りのノートを家計簿として使ってみてはいかがでしょうか。

実際にオリジナル家計簿を作っている方も多くいらっしゃいますし、カスタマイズのやりやすさはノートならでは。

加えて「やっぱり家計簿つけるのだるい!やめた!」となっても、市販の家計簿は他の使い方を考えるのが難しいですが、ノートであれば他の用途に使うことが出来る点も魅力ですよね。

さらに、100均でも売っているので初期費用もかなりお安く抑えられますので、

  • 初期費用を抑えて家計簿をつけたい方
  • 自分で記入する項目をカスタマイズしたい方
  • 飽きっぽい性格という自覚がある方

という方にオススメと言えそうです。

パソコンを使うならExcelでの管理もオススメ

普段から仕事やネットサーフィンなのでパソコンをよく利用する方であれば、Excel(エクセル)で家計簿を作るのもオススメです。

家計簿用Excelはネットから簡単に無料でダウンロード出来ますし、作者さんによって個性があるので少々時間はかかるかもしれませんが、自分好みの家計簿を見つけることも不可能ではありません。

さらに、Excelは表計算ソフトなので、手書きの家計簿であれば電卓を横に置いていちいち計算しなければならない部分を、数字を入力するだけで自動的に計算してくれるので、レシートの数字を入力するだけで、1日の支出が簡単に計算出来るところも魅力でしょう。

ただし、デメリットとしては「パソコンを起動させなければいけない」こと。

手書きであれば思いついたときにさっと筆記用具さえあれば数字をつけることが出来ますが、普段からあまりPCを起動する習慣が少ない、という方は「わざわざ家計簿をつけるためにPCを起動させるの面倒だな…」と感じるかもしれません。

なので、PCをつけることが苦にならない方向けと言えそうです。まとめますと、

  • 普段からパソコンで作業することが多い方
  • Excelの扱いに慣れている方
  • できるだけ計算をしたくない方

におすすめな方法となりますね。

スマホアプリを使えばその場で入力も!

手書きで家計簿をつけるのも、Excelでつけるのもいちいちレシートを取っておかないといけないし、見て値段をチェックするのも面倒!…という方も多いですよね。

実際、家計簿をつける際のデメリットとしても挙げさせていただきましたが、レシート管理が面倒な上に、使った金額を記入しなければいけないのは正直「手間」です。

そんな方におすすめしたいのが、スマートフォンの家計簿アプリです。

様々なタイプがありますが、多くの家計簿アプリは「レシートスキャン」という機能を備えています。

その名の通りの機能で、スマホのカメラでレシートを撮影するだけで、使った金額を自動的に計上してくれるというスグレモノ。

分類は自分でやる必要があるものから、ある程度AIが仕分けてくれるものまであり、「とりあえずお金を使ったらレシートをスマホで撮影」するだけである程度家計簿として機能してくれるお手軽さは非常に魅力と言えそうです。

さらに、金融機関の口座と紐付けすることで貯金も一緒に管理できたり、携帯電話の明細からおすすめプランを教えてくれるものまで…と、時代の進化を感じる機能をもったアプリもあります。

もちろん、レシート読み取り機能ナシで自分でつけられる家計簿アプリもありますので、「ある程度自分で自由に入力したい!」という方でも大丈夫です。

デメリットと言えるのは、銀行口座を紐付けする場合はセキュリティをしっかりしなければならないこと、いちいちレシートを撮影するのが面倒なこと、場合によっては上手く読み取ってくれないことがある…などでしょうか。

家計簿アプリの数も有料から無料まで非常に多く、自分に合ったものを見つけるのが大変、という点もデメリットかもしれません。

これらを踏まえて、スマホのアプリがおすすめという方は

  • スマホの操作に慣れている方
  • 手軽に支出を管理したい方

でしょうか。アプリと手書きの家計簿を併用して使っている人も多いです。面倒な計算だけアプリにしてもらう、というのもいいかもしれませんね。

どの項目を書けばいい?ズボラな人ほど要点だけに絞って!

家計簿をつけ始めて、だんだんイヤになってくるのは「いちいち項目を支出を記入しないといけないこと」でしょう。

なにげに時間も取りますし、ストレスの原因になるのも確かです。

とはいえ、自分がどのようにお金を使っているのかを把握するために家計簿をつけるのはとても有効なので、続けてほしい習慣ではあります(自分でお金の流れを身につけられたと感じるならば止めても大丈夫だと思いますが…)。

そこで、ズボラな人でも家計簿をつけつづけられる「ポイント」と言えるものを最後にご紹介したいと思います。

必須なのは「収入」と「必ず出る支出」

家計簿をつける際に必須なのは、実は

  • その月の収入
  • その月に必ず払うべき支出

の2つです。前者はお給料、後者は保険料や習い事などの学費、光熱費通信費、年金などですね。

「1ヶ月をどのくらいの金額でやりくりしなければならないか」は、シンプルに言えば「収入から支出を引いた分」です。

加えて、毎月いくらか貯金をしたいのであれば貯金したい金額をさらに引き、残ったお金で食費なり交際費なり、旦那さんや子供さんのお小遣いなどに振り分けていけばいい…と考えましょう。

そうすれば、最悪毎日家計簿をつけることはなくても、「今月は○万円までしか使えない」と意識することが出来ますよね。

ちょっと工夫をプラスして、「今月使えるお金を封筒に最初に入れてしまう」という方法を使っている人もいます。使える金額が目に見えるので調整しやすいですよね。

削りたい支出部分だけを家計簿につけるのもアリ

「なんか食費が毎月多い」「夜、飲みに行き過ぎかも…」と、「お金が貯まらない原因」がなんとなくわかっている場合は、その部分だけ家計簿をつける、というのも有効です。

食費が気になるのであれば食費だけを家計簿に、交際費が多いと感じるのであれば交際費だけを家計簿につけるだけです。

そうすると1ヶ月でどれくらいお金を使っているのかしっかりチェックでき、「どこを削るべきなのか(あるいは削れないのか)」を数字とにらめっこしながら考えることが出来ます。

1円単位で計算せず、ある程度大雑把にしちゃおう

家計簿をつけていると気になるのが「収支が合わない」こと。

「何か書き損じをしたのかな?」

「まだ書いていないレシートがあった?」

と、原因を探すのにも時間がかかりますし、精神も疲弊してしまいます。これが家計簿をやめる原因に十分なりえます。

ついつい1円単位できっちりと収支を合わせたいところかもしれませんが、あくまで「お金の流れを見るために家計簿をつける」という意識であれば、数万円収支が違うのはちょっと困りますが、100円単位程度であれば無視してOKです。

1円単位できっちり合わせなければいけないのは銀行員の方にまかせて、「ある程度こんな収支になった」とわかればいいんです。

1,000円いかないくらいの金額であれば、ちょっとズレていたってそう大きなことにはなりません。それでストレスを溜めるよりも、ある程度割り切ってしまった方が精神的にもラクですよ。

家計簿を「つけて終わり」では意味がないので注意!

最後に、気をつけていただきたいのは、家計簿を「つけたらそれでOK」というわけではない、ということ。

ただ「このくらいの支出があった」という事実を書き留めているだけでは、家計簿をつけている意味がない!と言えるでしょう。

家計簿をつけて「どの目的でどのようにお金を使っているのか」を明確に視覚化することによって「ムダだと思えるお金」を見つけることがまずスタートラインです。

その上で

  • 毎月使う予算をどれくらいに設定するか
  • 設定した予算をやりくりするためにどのように支出を分配するか
  • 余った予算をどのように運用するか

を考えることが大事です。

ここまで出来るようになると、わざわざ家計簿をつけなくても「今月は大体これくらい使っているから、○万円は貯金に回せるな」という判断が出来るようになってきます。

家計簿はただお金の出た先を書き留める日記ではなく、不要な支出をカットし、予算内で上手にやりくりする自分を作るためのツールとして使う、という意識が大切かと思います。

自分に無理のない方法で、お金の流れを掴むトレーニングを!

「家計簿をつければお金が貯まる」という話も聞かれますが、決してそのような単純なものではありません。

何も意識をせず家計簿をつけているだけでは、残念ながらお金が貯まることはなく、ただ「これだけお金を使った」という事実が残るだけです。

しかし、「1ヶ月でどの程度、どの目的でお金を使ったのか」をチェックする気持ちで家計簿をつけていることで、

  • お金を使いすぎている部分
  • ムダな支払いをしている部分

が見えてくるはずです。

そこを調整すればムダな出費も減り、金欠の解消や貯蓄に繋がります。

お金の流れや大体使える費用が、自分の頭の中できちんと管理出来るようになれば、家計簿をつける必要もなくなります。

正直、家計簿をつけるのは面倒という方も多いと思います。しかしお金の流れを肌で感じるためのトレーニング…と考えれば、家計簿をつけるのも悪くない、と思えるのではないでしょうか?

自分に無理のない簡単な方法でも全く問題ないので、「金欠を解消したい」「貯金を増やしたい」という方はぜひ実践してみてくださいね。

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